dockerfile の CMD命令
コンテナの起動時に指定された命令を実行します。
docker runの起動時に実行されるコマンドを指定することが可能です。
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dockerfile の CMD:コンテナ起動時のコマンドを設定する
コンテナの起動時に指定された命令を実行します。
RUNコマンドはビルド時に命令が実行されますが、CMDはコンテナの起動時(docker run時)であることに注意してください
例えば、docker run -it -p 80:80 -v ./code:/code flaskでflaskサーバーを起動したい場合、
# install python lib RUN pip install -r requirements.txt # flaskサーバーを起動する CMD ["python", "index.py"]
のように、pythonでindex.pyを実行してくれるように設定することができます。
その性質上、Dockerfileの末尾に書かれることが多いです。
CMDはオーバーライドされる。
CMDにはいくつか注意点があります。
CMD命令はイメージ名の後に実行されるdockerへの引数によってオーバーライドされます。CMD命令は重複されることはない特徴があり、以前のCMD命令はすべてオーバーライドされます（ベースイメージのものを含む）。
# 以下はオーバーライドされる。ので実行されない。 CMD ["npm", "run", "build"] # 最後に宣言された以下のスクリプトが実行される。 CMD ["npm", "run", "start"]
Dockerfile ENTRYPOINT 命令の引数としての CMD 命令
ENTRYPOINT命令は実行時に特定のシェルスクリプトを指定できますが、
ENTRYPOINT命令と併用してCMD命令を使用した場合、ENTRYPOINT命令のオプションとして実行できます。
ENTRYPOINT ["my-app"] CMD ["--option", "value"]
