docker run
の-d
オプションは、コンテナをデタッチモード(バックグラウンドで実行)で起動するためのオプションです。
通常、docker run
コマンドを実行すると、コンテナはアタッチモードで起動し、コンテナの標準出力をターミナルに表示します。しかし、-d
オプションを使用すると、コンテナはバックグラウンドで実行され、コンテナの標準出力は表示されません。
以下に例を示します:
docker run -d nginx
上記のコマンドは、Docker HubからNGINXイメージを取得し、それをバックグラウンドで実行します。コンテナはデタッチモードで起動されるため、コンテナのログは表示されず、コマンドプロンプトがすぐに利用可能になります。
デタッチモードで実行したコンテナのログを表示するには、docker logs
コマンドを使用します。以下に例を示します:
docker logs <container_id>
上記のコマンドで <container_id>
は、実際のコンテナのIDに置き換える必要があります。