この記事ではDockerを使ったことのない方に向けて、Dockerを使ってHelloworldを画面に出力する方法を紹介します。 まずはDockerがどのように機能するかを理解するために、いくつかの単純な Docker コンテナを起動して動かしてみましょう。
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dockerのhello world
dockerのhello worldは簡単です。 以下のコマンドをpowershell、コマンドプロンプト、terminalのいずれかに張り付けて実行してみてください。 実行場所はこの場合は考慮しなくても問題ありません。
docker run debian echo "Hello World"
このコマンドを実行した後、以下のようなログが出現するはずです。（環境によって細かい数値は異なる可能性があります）
Unable to find image 'debian' locally
debian:latest: The image you are pulling has been verified
511136ea3c5a: Pull complete
638fd9704285: Pull complete
61f7f4f722fb: Pull complete
Status: Downloaded newer image for debian:latest
Hello World
何はともあれ、最後のHello Worldが出現すれば成功です。
dockerのrunコマンドの構文
dockerのrunコマンドの構文は以下の通りです。
docker run <オプション(-または--で始まる)> <イメージ名> <コマンド>
先ほどのdocker run debian echo "Hello World"に当てはめて解説すると
docker runはdockerのrunコマンドを使用することを表しています。- オプションはありません（
-または--で始まる文字がないことに注目してください） debianはイメージ名に該当しますecho "Hello World"はコマンドに該当します。
dockerのhello worldの解説
上記のコマンドで起きた事象をすべて解説します。 今回はhello worldと応答するdocker runコマンドを呼び出しました。
引数debianはDebian Linuxディストリビューションの簡略版の名称のことです。
- 出力の最初の行
Unable to find image 'debian' locallyは、Debianイメージのローカルコピーがないことを示しています。 （イメージが何かはここではあまり気にしないでください。コンテナを作るための設計書みたいなものと考えて構いません。） - 次に、
debianをDocker Hubオンラインで確認し、最新バージョンのDebianイメージをダウンロードしてきます。 - イメージがダウンロードされると、Dockerはイメージをコンテナを実行し、指定したコマンドを実行します（
echo "Hello World"） このコマンドを実行した結果は、出力の最後の行に表示されます。
Dockerはコンテナを起動して起動し、echoコマンドを実行してから、シャットダウンしました 発生した作業の量を考えると、この短時間での作業は驚くべきことです。
あなたが伝統的な方法で同じようなことをしようとした場合。つまりVMやVirtual Boxの場合、数秒、場合によっては数分待つことになります。
Dockerにはそれぐらいに威力が込められているのです。
dockerのコンテナ（linux）のなかに入る
Dockerでは実行したコンテナの中に入ることができます。 以下のコマンドを実行してみてください
docker run -i -t debian /bin/bash
以下のような対話形式のターミナルが出現すれば成功です。 これにより、コンテナ内に新しいコマンドプロンプトが表示されます。
$ docker run -i -t debian /bin/bash root@622ac5689680:/# echo "Hello from Container-land!" Hello from Container-land! root@622ac5689680:/# exit exit
docker run の -it オプションについて
フラグ-iと-tはDockerにあたかもリモートマシンにSSH接続するようにと伝えてます。
シェルを終了すると、コンテナは停止し自動的にシャットダウンします。
