エンジニアのためのブランド戦略

ブランドとは

消費者があなたのことを考えるときに想起される「ユニークなストーリー」のことです

このストーリーは消費者があなたと関連があるものが発生するたびに書き換えられます。 つまり、以下がブランドイメージを更新するチャンスとなるのです。

  • あなたの名前を見かけたとき
  • あなたのアイコンを見かけたとき
  • あなたのSNSを見かけたとき
  • あなたが得意とするビジネス領域を見かけたとき

ここで大事なのは、次の結論です。

あらゆるものや人は少なくとも一つ以上のブランドを持っている

ゆえに、「ブランディングをするべきかどうか」は問いの立て方から間違えてます。 あなたへのブランディングはすでに行われており、それをどう変えるかがポイントなのです。

あなたは人から覚えられやすくし、あなたの労働力を買ってもらうために何ができるでしょうか?

ブランドは願望(とりわけ向上心)を利用する

向上心が全くない人は存在しません。 ドラえもんののびた君でさえも劇場版では本気を出します。

そして優れたブランドはこの「向上心」を利用するのです。

ドラえもんで例えるのであれば、しずかちゃんにモテたいのび太君のために秘密道具を提供してくれるドラえもんがあるべき姿です。

すべての優れたブランドの背景には、顧客の要望を満たす「約束(プロミス)」があります。 私たちの仕事は顧客をA地点からB地点へ連れいていくことです。 A地点は現在のじぶん。B地点はなりたい姿のじぶんです。

あなたの好きな製品(コカ・コーラ、ナイキ)があなたをどんな姿に導いてくれるかを考えましょう。 あなたの持つ願望がブランド向上のヒントとなるのです。

あらゆる願望

  • 「自立した人間でありたい」他者からそのように認識されたい。
  • 「リラックスしたい」様々な緊張から解放されることで「ストレスの少ない生活」を送りたい。
  • 「個性的でありたい」他者からそのように認識されたい。
  • 「新たな役割を演じたい」会社や学校で新しいペルソナを獲得したい。
  • 「より良い人間関係を構築したい」人間関係や帰属意識を変化させる製品を購入することで「他者とのつながりを改善したい」

ここではほとんどの願望が「人間関係」にあることに注目しておいてください!

箇条書きではだめ。願望をかなえる説得力は「ショータイム」である

ブランドストーリーという言葉を聞くと「ストーリーテリング」を思い浮かべる人もいます。 しかし、ブランドイメージを焼き付けるということは説得や箇条書きではなくてショータイムであることに留意してください。

ブランドストーリーを構成する要素

とはいえショータイムを披露するにはブランドストーリーを構築するところから始めるしかありません。次の5つの要素はブランドストーリーを構築するためのヒントになります。

  • ポジショニング:これは私にとってどのように役に立つのでしょうか?
  • ブランドプロミス:私のために何を約束してくれるのですか?
  • 顧客ペルソナ:なぜ私が買わなければならないのですか?
  • ブランドパーソナリティ:あなたは誰ですか?
  • 製品体験:どんな体験をさせてくれるのですか?
  • 価格:これはいくらですか?

現時点の自分のブランドとこれから

「若い」「職人芸」「フルスタック」が自分への現時点のブランド。 これは同僚からつけられた称号である。

ただし、twitter,blog,開発メンバー外ではこのブランドは付いていない。

よって課題は二つ。

  • 会社内でのブランドを外でも発信する
  • 会社外でのブランドを内部へ持ち出す。

なので

  • 内外でも通用するブランドを構築する
  • 会社外への発信力を高める方法を模索する。

そのために、

  • 現時点で社会に及ぼせる影響
  • これから社会に及ぼせる可能性のあるものの列挙

を行う。

ブランドプロミスを確定させるまでの道のり

現時点で確定していることは 「顧客ペルソナ」は「エンジニア」であるということ。 つまり、「自分以外のエンジニア」をターゲットにショータイムをする必要があるということ。

アプローチ1:手段の列挙

  • 現時点で社会に及ぼせる影響
    • 社会に影響の与えるOSSの開発(Docker イメージ集)
      • 具体例) 私はあなたが求めるすべてのDockerプロジェクトに応じることをお約束します。
    • ブログ
      • 具体例) 私はあなたが素晴らしいエンジニアになることをお約束します。
  • これから社会に及ぼせる可能性のあるものの列挙
    • twitter
      • 具体例) エンジニアの話題についていけるような情報の提供をお約束します。

アプローチ2:願望の列挙

世の中のニーズを調べる。 どのような欲望があり、それを自分が解決できる代表的なブランドとなりえるのかを調べる。

というわけで考えなければならないのは世の中のエンジニアはどんなエンジニアになりたいのだろうか?という点を突き詰める。

  • 人気者なエンジニアになりたい
    • 面白いエンジニアになりたい
      • 神話レベルのエンジニアの話ができる人になりたい
    • かっこいいエンジニアになりたい:Twitter やブログで人気の投稿を見る
      • 整理整頓ができているエンジニアになりたい
      • なんでもできるエンジニアになりたい
      • 広く浅く知識を所有しているエンジニアになりたい
      • フロントが得意なエンジニアになりたい
      • コミュニケーションが得意なエンジニアになりたい:心理学アプローチの投稿
      • 開発スピードが速いエンジニアになりたい
      • お金が稼げるエンジニアになりたい
      • 自立したエンジニアになりたい:フルスタックエンジニアへのロードマップ
      • ハッカーになりたい:ipsironさんのフォロー
      • 素早いエンジニアになりたい:ショートカットキーの発信
      • コンテナが得意なエンジニアになりたい:minegishireiのフォロー
      • ★状況を適切に判断し、コミュニケーションをとり改善策を打てるエンジニアになりたい, 会話が大好きなエンジニア : エンジニア心理学
    • 女の子からモテるエンジニアになりたい

「若い」「職人芸」「フルスタック」が自分への現時点のブランド。

世間の需要

  • 「自立した人間でありたい」他者からそのように認識されたい。
  • 「リラックスしたい」様々な緊張から解放されることで「ストレスの少ない生活」を送りたい。
  • 「個性的でありたい」他者からそのように認識されたい。
  • 「新たな役割を演じたい」会社や学校で新しいペルソナを獲得したい。
  • 「より良い人間関係を構築したい」人間関係や帰属意識を変化させる製品を購入することで「他者とのつながりを改善したい」

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