sha256とは?

Decodeおすすめツール

DenCodeはエンコード/デコードツールとしておすすめ。

https://dencode.com/ja/

Base64もある。

sha256とは

ハッシュ値の形式の一つで、以下のような文字列である。

2cf24dba5fb0a30e26e83b2ac5b9e29e1b161e5c1fa7425e73043362938b9824

以下の特徴がある

  1. SHA-256のハッシュ値常に64文字
  2. 入力からハッシュ値を計算するのは簡単だが、ハッシュ値から元の入力データを復元するのは非常に難しい。 (一方向性と呼ぶ)
  3. 異なる入力データが同じハッシュ値を持つ(衝突)確率が極めて低い。

第2の性質上、SHA256をアンハッシュするにはあらかじめ辞書を用意しておき、突合する形式でないと元に戻せない。

パスワードのハッシュ化などでよく使われる。

sha256の手順

  1. 各文字をASCIIコードに変換
    • (h → 104, e → 101, l → 108, l → 108, o → 111)
  2. これらのコードを2進数(バイナリ)に変換して並べる
    • 104 (h) -> 01101000
    • 101 (e) -> 01100101
    • 108 (l) -> 01101100
    • 108 (l) -> 01101100
    • 111 (o) -> 01101111
  3. 01101000 01100101 01101100 01101100 01101111 に1を足す
    • 01101000 01100101 01101100 01101100 01101111 1
  4. 文字列の長さが、512の倍数の倍数から64を引いた数に一致するまで0で埋める
    • 01101000 01100101 01101100 01101100 01101111 10000000 00000000 00000000 00000000 00000000 00000000 ... (512-64=448文字になるまで0で埋める)
  5. 最後の 64 ビットは、メッセージの長さを 2進数で表現した値を追加します。
    • 元々、バイナリに変換した時点で 01101000 01100101 01101100 01101100 01101111 であったため、これの長さ(40文字)を2進数に直す(00101000)
    • 01101000 01100101 01101100 01101100 01101111 10000000 00000000 00000000 00000000 00000000 00000000 ... 00101000 (合計512文字)

面倒なので略 続きは → (https://qiita.com/takaminmin/items/698dad16a0d3a654b7e5#3-4-%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AE%9A%E6%95%B0h-k)

なぜ256なのか?

SHA-256の「256」は、ハッシュ値の 出力長さに由来します。 出力される64文字は、2進数の256ビットに該当するのです。

  • セキュリティ: 256ビットは、今日の計算能力をもってしても、衝突(異なる入力が同じハッシュを生成する)を見つけるのが非常に難しいという特徴を持っています。衝突を見つけるためには、膨大な計算リソースが必要です。
  • 効率: 256ビットの長さは、十分なセキュリティを提供しつつ、計算上の負担も比較的小さいため、広く利用されています。例えば、ファイルのチェックサムやデジタル署名などに使用されます。

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