cloudfrontとは何か?
cloud frontとは、CDN(Contents Delibaery Networking)です。 Cloudfrontを使用することで、クラウド上にあるファイルやアプリケーションを世界中の人に届けることができます。
クラウドでないアプリケーションで類似するものに、Nginx、Apache等があります。 サーバーやクラウド状にあるファイルや動画を、インターネットに公開する窓口になるという点では役割は同じです。
Cloudfrontのメリット
AWSとのセットアップが簡単
- Amazon S3
- Amazon EC2
- Elastic Load Balancing
- Amazon Route 53
- AWS Elemental Media Services
などのAWSサービスと統合されているため、セットアップが簡単です。 また、
などからCloudfrontの動作を監視することもできます。
高度なセキュリティ
Cloudfrontのセキュリティのレベルは「デフォルトで」ある程度の防御を備えています。 例えば、DDoS攻撃からはデフォルトで防御されます。
それだけでなく、CloudFrontをAWS Shield Advanced
またはAWS ウェブ アプリケーション ファイアウォール (WAF)
を使用して柔軟なセキュリティ境界を構築することができます。
Cloudfront関数の使用
CloudfrontにはCloudfront関数と呼ばれるネットワーク配信をより柔軟にする仕組みが存在します。
CloudFront関数を使用して、訪問者の属性に基づいて独自のコンテンツを配信したり、カスタム レスポンスを生成したり、AWS インフラストラクチャで独自のカスタム コードを実行して A/B テストを実施したりできます。
具体的な使用例
例えば、サーバーを必要としない静的なホームページを作成する場合、S3に置いてあるwebコンテンツをCloudfrontを介して公開することが可能です。
この場合以下の手順でWebサイトを構築することが可能です。
- S3を立てる
- S3に.htmlや.cssに加え動画ファイルを置いておく
- Cloudfrontを立てて、フロントとなるS3と結合する
- urlが発行されるので、アクセスできるようになる
- しばらくすると、Cloudfrontがエッジロケーションという仕組みで高速にデリバリーできる仕組みが整う。
title:Cloudfrontの3つのメリット